「夢をあきらめないで良かった」

今日の歩数7400歩です。


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白血病を克服した岡村孝子さん 「夢をあきらめないで良かった」
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 「あなたの夢を あきらめないで……」。多くの女性から支持されてきたシンガー・ソングライターは母となり、その後、急性白血病で闘病を余儀なくされた。だが、その大病を克服して再びステージに戻り、昔と変わらぬ澄んだ歌声を人々に届けている。岡村孝子さん(59)が病気のこと、そしてこれからを語った。

 オンラインで取材に応じてくれた岡村さん。新型コロナウイルスの感染状況が収束したとは言えない状況で、大病を乗り越えたとはいえ、油断は禁物である。画面越しの岡村さんの表情は穏やか。顔色も良さそうだ。

 9月にソロデビュー35周年を記念したコンサートを開いた。病からの復帰後、初の舞台は実に2年9カ月ぶり。会場をほぼぎっしりと埋め尽くしたファンの大きな拍手に迎えられた。岡村さんは「ただいま」と小さな声で言ったのだという。コロナ禍で「お客さんに言葉を求めるようなことはしちゃいけない。泣いてしまうと『頑張って』と言われてしまう。いつもとは違う緊張感がありました」。代表曲「夢をあきらめないで」や、闘病中に心の支えになってくれたすべての人への感謝を込めた新曲「女神の微(ほほ)笑み」などを披露した。「帰るべきところに帰ってこられた。すごくホッとした。『闘病して復帰しました』でなく、一歩前に踏み出せた」

 コンサート前は力みすぎて、体調を崩しかけたことがあったという。「1曲目でお客さんと目が合った瞬間に感激で崩れ落ちてしまうのではないか」と心配になり、そうならないよう毎日にように本番のイメージを描いてシミュレーションを重ねた。本番直前のリハーサルでは大泣きし、「小さいお子さんが泣いてその後ホッとするような感覚で本番に向かった」。コンサートでは涙を流しているファンもいたそうだが、もらい泣きしないように目を合わせないようにした。「みなさんの温かい手拍子と拍手だけで、十分私には伝わりました。コンサートを成功させようというお客さん一人一人の気持ちがあふれていた2時間ちょっとでした」